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2001 Fiscal Year Annual Research Report

野外体験学習と連携した環境教育教材の開発とその実践的利用

Research Project

Project/Area Number 13680268
Research InstitutionKanazawa Institute of Technology

Principal Investigator

竹俣 一也  金沢工業大学, 工学部, 講師 (50167491)

Keywords環境教育 / リモートセンシング / 科学教育
Research Abstract

本研究の目的は、環境教育に衛星リモートセンシングデータとGISを活用して、教育現場で活用可能な環境教育情報データベースを構築することである。
本年度は環境教育情報データベースに必要な画像データ作成に関する研究を実施した。教材への応用を前提としたNOAA/AVHRRリモートセンシング画像データの解析として、観測された可視波長域データの簡易大気補正システムを構築した。
衛星に搭載されているセンサーに到達する可視波長域の観測放射輝度値は大気エアロゾルによる大気散乱効果を含んでいる。この影響を取り除くための補正システムを構築するにあたって、同センサーが観測している中赤外波長域の観測放射輝度データを補正して求めた地表面反射率から可視域の地表面反射率を近似的に推定するアルゴリズムを活用する。中赤外波長域での地表面反射率の導出に関してはRojerらの方法を採用した。可視波長域での地表面反射率の導出では、大気モデルとして大気エアロゾルに関しては衛星同期の地上観測値を、大気分子に関してはMODTARNの値をそれぞれ採用し、放射伝達方程式を解いて求めた。これらの値から石川県地域における中赤外波長域での地表面反射率と可視波長域での地表面反射率とを関連付けた近似式を求めた。この近似式より解析対象領域における任意の場所の可視波長域の地表面反射率を中赤外波長域の反射率から求めることができる簡便な大気補正システムを構築した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Kazuya Takemata et al.: "Land surface analysis by ADEOS/POLDER"Proceeding of the 22nd Asian Conference on Remote Sensing. 44-47 (2001)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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