2001 Fiscal Year Annual Research Report
バーチャル出演者チームの協調的動作生成に関する研究-Web上の仮想テレビショッピングシステムへの試み-
Project/Area Number |
13680484
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
乃万 司 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (60228351)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
馬場 博巳 近畿大学, 九州工学部, 講師 (60284593)
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Keywords | エージェント / 協調的動作生成 / アニメーション / モーションキャプチャ / チームプレゼンテーション |
Research Abstract |
本研究は,複数のエージェント同士が協調的に動作することを可能にし,さらに,テレビショッピングのようなチームプレゼンテーションにおける「動作ボキャブラリ」を抽出し,その高水準記述言語(アニメーション言語)を開発し,チームプレゼンテーションの容易なアニメーション生成とそのWebでの配信を可能にすることを目的とする.平成13年度は,以下のように研究を進めた. 1.協調的動作生成システムの開発 まず,モーションキャプチャデータの自律的なエージェントヘの適用を可能にするために,手始めに歩行動作を対象に,自律歩行動作生成システムT4を開発した.この成果はComputer Animation 2001で発表された.同時に,複数エージェントの発話を可能にするため,複数エージェント用TTSライブラリMLSLibを開発した.この成果はJournal of WSCGで発表された.さらに,モーションキャプチャデータをもとに,複数エージェントにわたる時空間の制約処理により,周囲の変化や他のエージェントのタイミングにあわせて動作できる動作生成システムを開発した.この成果は現在発表準備中である. 2.チームプレゼンテーションにおける動作ボキャブラリの抽出 メディア関係の文献ならびに実際のテレビ番組等を参考に,「チームプレゼンテーションにおける動作ボキャブラリ」を抽出した.これは,各ボキャブラリの意味およびそのときの各エージェントの動作とタイミングから構成される.また,その記述方法について検討を行ない,その概要を定めた.
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Research Products
(2 results)
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[Publications] T.Tsumura, T.Yoshizuka, T.Nojirino, T.Noma: "T4:A Motion-capture-Based Goal-Directed Realtime Responsive Locomotion Engine"Computer Animation 2001. 52-60 (2001)
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[Publications] H.Murakami, H.Baba, T.Noma: "MLSLib : A Lip Sync Library for Multi Agents and Languages"Journal of WSCG. 10(2). 295-302 (2002)