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2001 Fiscal Year Annual Research Report

NPOとの連携に基づく住民・地権者による自律的な市街地更新のための支援技術開発

Research Project

Project/Area Number 13750591
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

志村 秀明  早稲田大学, 理工学部, 助手 (10333139)

Keywordsまちづくり支援 / まちづくり協定 / 住民参加 / まちづくり協議 / デザインゲーム / NPO
Research Abstract

研究実施計画に基づき研究を進め、その実績は以下の通りである。
1.自律的な市街地更新まちづくりの実態の解明
まちづくり協定を締結し、建替えや修景により市街地環境の改善が進行している地区を抽出し、そのまちづくりの実態を調査した。研究成果は以下の通りである。
(1)地方都市の中心市街地に存在する協定締結地区を抽出し、明らかにした。調査対象は、平成12年度までに「中心市街地活性化基本計画」またはまちづくり条例を策定している393都市とした。その結果136(59都市)の協定締結地区の存在を明らかにした。
(2)まちづくり協定の締結要因、及び目的と取り組みについて明らかにした。協定締結の主な要因は中心市街地再生のための公共事業の導入やまちづくり支援の法的整備である。協定の主な目的は景観整備等による空間的な魅力の創出であり、取り組みとして運営組織を設立している場合が多く、運営組織を「住民主導型」「行政主導型」「中間型」「2段階型」の4つに分類することができた。
(3)中心市街地再生まちづくりにおけるまちづくり協定の役割を明らかにした。単に目標とする空間像を規定するだけではなく、協定締結地区内外の市街地整備計画を連結する役割をもつ。更に協定の運営組織は住民、行政、専門家が協力して運営することを明文化しており、協働して環境改善を進める仕組みを明確にする役割をもつ。
2.デザインゲームによるまちづくり支援手法の展開プログラムの確立
既にデザインゲームを実施している福島県二本松市竹田根崎地区を研究対象として、「視覚認識」を横軸、「役割体験」を縦軸とする支援手法の展開マットリックスを提示した。(日本都市計画学会論文を参照)
3.建替えデザイン協議の実施
福島県二本松市竹田根崎地区を研究対象として、5軒の建替えデザイン協議を開催した。協議では「都市・建築イメージデータベース」の試作を使用し、その効果を確認した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 志村秀明: "シミュレーション・ゲーミングによるまちづくりの支援手法の展開"日本都市計画学会学術研究論文集. 36. 691-696 (2001)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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