2001 Fiscal Year Annual Research Report
幹細胞を用いた神経疾患の脳内移植-遺伝子治療法の開発パーキンソン病モデルでの検討
Project/Area Number |
13770770
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
石田 昭彦 琉球大学, 医学部, 助手 (20295306)
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Keywords | 神経幹細胞 / パーキンソン病 / 細胞療法 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
H10〜11年度の科学研究費助成金により、神経幹細胞の採取および培養法の技術を確立した。これを受け、H13年度の科研費により以下の成果を得た。 *ドパミン産生神経幹細胞;カテコラミンの律速酵素であるTHおよびGTP-CH1遺伝子を導入し遺伝子導入幹細胞を作成した。 *神経栄養因子産生神経幹細胞;強力な栄養因子であるGDNFおよびHGF遺伝子を導入し遺伝子導入幹細胞を作成した。 *アポトーシス抑制因子産生神経幹細胞;bc1-2遺伝子を導入し遺伝子導入幹細胞を作成した。 上記の各種細胞が実際に遺伝子産物を産生しているかの機能解析を行った。 液体クロマトグラフィーを用いて測定を行い、各種因子が産生されていることを確認した。予測より発現量は少なく、プロモーターなどベクターの改良が必要と思われた。また免疫染色を行い、各種抗体にて確認を行った。免疫染色は全て陽性反応の結果を得た。 H14年度は上記結果を受けて、モデル動物での実験を行っていく。
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