2001 Fiscal Year Annual Research Report
TGF-β1遺伝子導入を併用した自家骨軟骨移植の軟骨修復能に関する実験的研究
Project/Area Number |
13770804
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | 佐賀医科大学 |
Principal Investigator |
伊藤 純 佐賀医科大学, 医学部, 助手 (40304894)
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Keywords | 軟骨移植 / 変形性関節症 / TGF-β1 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
1.今回の実験・研究に先立ち、まずDNA等の核酸の取扱いを修得するために以下の手技を実際に行った。 1)プラスミドDNAを用いたサブクローエング、DNAの分離・精製。 2)cell lineを用いた基本的細胞培養手技の修得。 3)上記cell lineを用いたmRNAの抽出、PCRによるcDNA作成およびRT-PCR。 2.ヒトTGF-β1遺伝子(cDNA)の作成 TGF-β1 mRNAを発現していると報告されているcell lineを選びcDNAライブラリーを作成し、前もって作成しておいたDNAプローブを用いてスクリーニングを行い全長cDNAを獲得する。 全長cDNAをプラスミドに導入しシークエンサーでDNA配列を決定する。 以上を目的に、現在のところcDNAライブラリーを作成中である。 上記の他、ウイルスベクターの選定や、発現ベクターのデザインのため情報を収集している。 3.ウサギ(成熟家兎)大腿骨の関節軟骨に対する自家骨軟骨移植(Mosaicplasty)手技の確立。 上記試行錯誤の上、研究進行中である。
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