2001 Fiscal Year Annual Research Report
血中扁平上皮癌細胞のFas、Fasリガンド発現について
Project/Area Number |
13771232
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
竹味 利晃 昭和大学, 歯学部, 助手 (90307059)
|
Keywords | Fas / FasL / 磁気ビーズ |
Research Abstract |
1.抗上皮抗体ラベル磁気ビーズによる末梢血中癌細胞検出限界の検討 血中癌細胞は健常人末梢血5ccにつき50個捕捉することができた。また、フルオロイメージャーで解析した結果、ck19mRNA発現量と癌細胞の個数とに相関関係が認められた。 2.ヌードマウスを用いた転移舌癌モデルにおける検討 転移舌癌モデルのヌードマウスから血液を採取して、dynabeads anti-epithelial cell kit(verita社)を用いて血中の扁平上皮癌細胞を捕捉した。捕捉した細胞からpoly(A)RNAを抽出し、逆転写した後にPCR法にてFas、FasLのmRNAの発現を検索したところ、Fas発現量は低下したがFasLの発現量は変化しなかった。
|