2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13771260
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
河田 俊嗣 広島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (80281161)
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Keywords | Sex hormon / OVX / ORX / Bone remodeling |
Research Abstract |
最初に,実験計画の通りマウスにおける両側卵巣,精巣摘出術の影響を下顎頭と大腿骨への影響を及ぼしているかの検討を行った。結果は,性ホルモンの減少によって骨芽細胞数の減少と破骨細胞の増加によって著しい骨量の減少が認められた。これまでの結果は,誌上発表を行った(Fujita T, Kawata T et al. Biomed. Res. 2001印刷中)。 次に,下顎頭,及び大腿骨における機能的負荷減少における検討を行っている。 ・生後8週時に両側卵巣,精巣摘出術を施し,骨粗髪症モデルマウスとする。 ・また,未処置同日齢マウスを対照とする。 ・生後8週時に両側卵巣,精巣摘出術を施し,エストロゲンとアンドロゲンを投与する。 ・過度開口15mmの術後、2,4,8,12週のそれぞれ10日前より毎日10回行う。 顎関節周囲骨の変化のとして破骨細胞数、骨芽細胞数を計測するため,各切片にtartrate-resistant acid phosphatase (TRAP)染色、hematoxylin-eosin (H-E)染色を行い,顕微鏡にて観察している。また、骨内部の密度をpQCTにて測定する予定である。また,必要があれば電子顕微鏡による組織変化を観察する予定である。データをまとめて本研究に合致する学会での発表と,誌上発表を行う予定である。
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Research Products
(1 results)