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2001 Fiscal Year Annual Research Report

ヒト歯根膜組織におけるメカニカルストレスと非石灰化機構の関係解明

Research Project

Project/Area Number 13771308
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

富田 浩一  鹿児島大学, 歯学部, 助手 (20315427)

Keywords歯根膜細胞 / メカニカルストレス / 非石灰化
Research Abstract

1.ヒト歯根膜細胞の培養
矯正学的理由で抜歯した小臼歯より無菌的に歯根膜を摘出し、その組織片を10%ウシ胎児血清を含むα-MEM(α-modified minium essential medium)培地にてタイプIコラーゲンコート培養デイシュであるFLEX-I(Flexercell社製)上で培養した。実験には、継代数5〜10代までを用いた。
2.ヒト骨芽細胞の培養
ヒト歯根膜細胞と特徴が類似しているといわれるヒト骨芽細胞を用いて、ヒト歯根膜細胞との特徴を比較するため、ヒト歯根膜細胞と同条件下において培養を行った。
3.ヒト歯根膜細胞とヒト骨芽細胞におけるmRNAの発現
ヒト歯根膜細胞とヒト骨芽細胞の特徴を比較するため、培養終了後、各々の培養細胞の全RNAをAGPC(Acid Guanidium-Phenol-Chloroform)法で抽出し、石灰化に関与するといわれているオステオカルシン(OC)、オステオネクチン(ON)、オステオポンチン(OP)、アルカリフォスファターゼ(ALP)と、非石灰化に関与しているといわれているマトリックスグラプロテイン(MGP)の各々に特異的なプライマーを使用してRT-PCR法を行った。RT-PCR終了後、2%アガロース電気泳動を行い、各々の細胞における各々のmRNAの発現を調べた。
その結果、ヒト歯根膜細胞においては、ON、MGPのmRNAの発現がみられた。
一方、ヒト骨芽細胞では、全てのmRNAの発現がみられた。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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