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2001 Fiscal Year Annual Research Report

看護婦の職業意識の変容過程に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13771459
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

小倉 能理子  弘前大学, 医学部, 助手 (20281941)

Keywords職業キャリア 成熟 / 意欲 / 職務満足度 / 看護実践レベル / 看護婦 / 看護師
Research Abstract

H大学医療技術短期大学部看護学科を卒業した993名を対象に、背景、勤務状況、経歴、看護職の志望、卒後教育、職業の継続、看護実践レベル、職務満足度、職業や施設に対する考え、職業キャリア成熟尺度、人生キャリア成熟尺度の項目を含む質問紙調査を実施した。回収は345名で、回収率は36.0%、宛先不明で返送されたものは34名(全発送数の3.4%)だった。
職業キャリア成熟尺度は、経験年数での有意差はなく、単に経験だけを積んでも職業キャリアは成熟しないことがわかった。職業キャリアの成熟に関与が予測された因子としては、現在の看護に対する意欲や満足度などがあるが、詳細については分析を継続している。
看護実践レベルでは、卒後年数毎の分散分析により、18項目のうち12項目に有意差が認められ、経験年数が多い方が、看護実践ができていると自己評価していた。
職務満足度では、管理システム、仕事上の人間関係、専門性、自己実現の4つのカテゴリーのうち、仕事上の人間関係、専門性について、経験年数が多い方が満足していた。特に専門性については、ほとんどの項目で、卒後1年目よりも3年目以降のものが満足度が高い傾向にあった。
学会等の参加回数、専門書等の購入に充てる金額、看護研究への参加回数なども、経験年数による差はなく、現在の看護に対する意欲や職務満足度により左右される傾向にあった。
これらが得られた結果の一部であるが、詳細についてさらに分析をすすめる予定である。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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