2001 Fiscal Year Annual Research Report
障害シュミレーションを活用した子どもたちの障害者理解に関する看護・教育学的研究
Project/Area Number |
13771470
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
福田 博美 愛知教育大学, 教育学部, 助手 (90299644)
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Keywords | 高齢者体験器具 / 総合的な学習の時間 / 中学生 / 高校生 |
Research Abstract |
障害者理解に関する研究(1) 平成13年度、A県のB中学校1年生(約170名)に、高齢者体験器具(株式会社高研)を使用した。使用時間は、総合的な学習の時間の福祉・健康の課題(全部で4授業時間を使用)においてであり、「高齢者を体験してみよう」という題目で1授業時間を用いた。高齢者体験器具を装着した者と補助者で校内(階段を含む)を歩行するという体験学習を行った。中学生は、体験器具使用前に高齢者のイメージを記入し、体験後に再び高齢者のイメージを記入した。 障害者理解に関する研究(2) 平成13年度、A県のC高等学校において、全学年の希望者に行う進路選択の授業の「看護」を受講した者約40名に、「どのように看護されてみたいかを模索する」という課題で、高齢者体験器具(株式会社高研)を装着し、ヨーグルトを取りに行きテーブルに着いて食べてもらった。高校生は、体験器具使用前に障害者のイメージを記入し、体験後に再び障害者のイメージを記入した。 高齢者体験器具(株式会社高研)の概要 装着可能範囲:身長155〜165cm位。 ・ゴーグル(1個):周辺視野の欠損、白内障による視覚機能の変化を体験できる。 ・肘、膝拘束具(各左右一対):関節を動き難くする。 ・背中プロテクター(1台):背中と腰をかがめた姿勢にする。 ・手首重り500g、足首重り1000g(各2個):筋力の衰えを再現する。
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