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2001 Fiscal Year Annual Research Report

中高年者が抱く高齢期の自己像と準備行動

Research Project

Project/Area Number 13771486
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Research InstitutionHiroshima Prefectual College of Health Sciences

Principal Investigator

牧野 裕子  広島県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (30290365)

Keywords中高年 / サラリーマン / 高齢期 / 幸福 / 交流 / 準備
Research Abstract

平成13年度は、先行研究のレビュー及び本調査票作成のためのプレ調査を実施した。
プレ調査では、現役サラリーマン70名および定年退職を迎えたサラリーマン70名を対象に、定年退職後の生活のイメージおよび不安に思っている事柄、定年退職後にむけて準備している事柄および準備が必要だと思う事柄等について調査を行った。
その結果、不安に思う事柄や準備が必要だと思う事柄は、現役群・退職者群ともに経済面や健康面に関する内容が上位を占めていた。特に現役群ではこの傾向が強く、退職後の役割獲得や対人交流の維持に関する内容はほとんど見られなかった。
一方退職後群においては、現役時代に抱いていた不安や準備が必要な事柄などは現役群と差が見られなかったが、退職後に起こった出来事として「人との交流が減った」といった事柄をあげた者が全体の3分の1を占めており、退職後の者は今後必要な準備事項として「人との交流を持つ」という事柄をあげる者が多かった。
また、主観的幸福感をあらわすPGCモラール得点に関与する項目についてみたところ、主観的健康度との関与が見られたが、趣味や活動の状況、他者との交流の状況などとの関連については、明らかに出来なかった。今後さらなる調査項目の検討が必要であるど考えられる。
平成14年度はこれらの結果をもとにさらに調査項目についての検討を行い、本調査を実施したいと考える。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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