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2002 Fiscal Year Annual Research Report

異常妊娠により入院した妊婦のパートナーに対するケア・プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 13771549
Research InstitutionThe Japanese Red Cross Hiroshima College of Nursing

Principal Investigator

新川 治子  日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 助手 (90330711)

Keywords異常妊娠 / パートナー / ケア・プログラム
Research Abstract

1.本年度は、昨年度の研究結果に基づき妊娠に伴う異常のために入院治療が必要となった妊婦のパートナーに対するケア・プログラムを作成した。さらに、作成したケア・プログラムの評価をおこなうために既存の看護者対家族、家族構成員の援助関係における変化を問う尺度や家族の健康状態を問う尺度、心理状態を問う尺度などを活用し質問紙を作成した。これらを広島市内のA、B2施設の協力を得てケア・プログラム導入前(対照群)とケア・プログラム導入後(実験群)に実施した。また両群に対し参加観察法を併用し、入院中の妊婦とそのパートナーへのケアの実際と、そのケアに対する対象者の反応についての記述を行った。
1)A病院では平成14年9月から15年3月まで調査を実施し、ケア・プログラム導入前後合わせて15名分の質問紙を回収(回収率78.9%)、17の面会場面を観察して調査を完了した。現在分析中である。
2)B病院では平成15年1月から同年3月まで調査を実施し、ケア・プログラム導入前調査として12名分の質問紙の回収(回収率100%)までが完了し、12の面会場面を観察した。今後ケア・プログラムの導入および導入後調査を行う予定にしている。
2.本年度は最終年となるためケア・プログラムの評価・修正まで実施することを計画としていたが、期間内に終了することができなかった。原因として、(1)入院患者が試算に比し大幅に少なかったこと。(2)設定した調査時間内にパートナーの面会が少なかったため、質問紙の配布と参加観察の実施が困難であり、大幅な日程調整が必要であったことがあげられる。また、(3)ケア・プログラムの導入に当たっては、病棟カンファレンスや日勤帯のショートカンファレンスなどを利用したが、スタッフ全体への浸透および行動変容には時間と複数回の打ち合わせが必要であったことがあげられる。今後これらに対する対応策を検討し、調査を続行する予定にしている。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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