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2002 Fiscal Year Annual Research Report

法科大学院の入学者選抜における適性試験に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13800005
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

伊藤 眞  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (50009809)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 増井 良啓  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (90199688)
濱田 光代  名古屋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (90022425)
笠井 正俊  京都大学, 大学院・法学研究科附属法政実務交流センター, 助教授 (90283580)
柏木 昇  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (20251431)
山野目 章夫  早稲田大学, 法学部, 教授 (50142906)
Keywords法科大学院 / ロー・スクール / 適性試験 / 入学者選抜 / LSAT / LSAC / アドミッション・オフィス / 法曹養成
Research Abstract

本年度においては、「作題ワーキング・グループ」を発足させ、昨年度の研究実績を踏まえつつ、法曹の養成教育を受けるのに必要な資質を判定するための試験問題等について検討を行うとともに、具体的に試作問題を作成した上で実験テストを実施し、その採点結果等を分析し試作問題の検証を行った。
なお、本年度の研究実績の概要は、以下の通りである。
○実験テストの実施
法曹の養成教育を受けるのに必要な資質の判定と上位10%程度を選抜するという高い選抜性とを兼ね備える試験問題のデザインが可能かどうかを調べるために、試作問題を作成した上で、平成14年5月から6月にかけて実験テストを実施した。受験者は、大学生(法学部、法学部以外の文系学部及び理系学部)及び社会人で、受験者の総数は762人であった。
また、試験結果については、おおむね次の通りであった。
(1)目標として設定した平均点の60%よりはやや低く、難易度は多少高くなったが、全学力領域で初期の目的をほぼ達成でき、高い弁別度の試験問題が作成できた。
(2)「読解・表現力」と「推論・分析力」との2群の試験問題を用い、在学・出身学部に強い依存性を持たない、学部教育で培われたアカデミックスキル(「思考力」「分析力」「表現力」)を判定することができた。
このように、実験テストで明らかになった研究実績を踏まえつつ、次年度においてもさらなる研究を重ねることとしている。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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