2003 Fiscal Year Annual Research Report
キャンパス・セクシャル・ハラスメントに対する取り組みの現状と課題
Project/Area Number |
13837019
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Research Institution | Osaka Women's University |
Principal Investigator |
木村 涼子 大阪女子大学, 人文社会学部, 助教授 (70224699)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戒能 民江 お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授 (60233649)
牟田 和恵 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (80201804)
熊安 貴美江 大阪女子大学, 人文社会学部, 助教授 (90161710)
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Keywords | セクシュアル・ハラスメント / ジェンダー / 高等教育 |
Research Abstract |
平成13年度に実施した、全国の四年制大学を対象とした、キャンパス・セクシュアル・ハラスメントに対する取り組みの実態に関する質問紙調査の結果を再検討し、その結果から読み取れる今後の課題を「提言」として整理した。なお、平成14年度に実施した、キャンパス・セクシュアル・ハラスメントに対して先進的に取り組んできた実績のあるカナダおよびアメリカへの聞き取り調査・資料収集の結果を、テープ起こし、翻訳などの作業によって整理するとともに、国際比較の観点から議論し、日本の大学が抱える課題の明確化につとめた。 最後に、三年間におよぶ調査研究の成果を、データの整理と分析、考察、「提言」という形で、報告書にまとめた。
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