2004 Fiscal Year Annual Research Report
教育情報ナショナルセンターの構築と評価に関する研究
Project/Area Number |
13851004
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Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
清水 康敬 独立行政法人メディア教育開発センター, 理事長 (10016561)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榎本 聡 国立教育政策研究所, 教育研究情報センター, 研究員 (20342610)
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
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Keywords | 教育情報化 / 情報教育 / 教育情報 / 教育用コンテンツ / LOM / 教育情報ナショナルセンター / NIECER / 情報検索 |
Research Abstract |
本研究がスタートして4年目の研究実績を列挙すると以下のようになる。 (1)高等教育・生涯学習に関する語彙体系の確立 大学等がインターネットで提供しているシラバスを多数収集し、それを学部、学科等によって分類整理して、高等教育に関する語彙体系を作成した。また、図書館で用いているNC分類についても検討して、それらの関係も検討した。また、生涯学習に関する語彙については根拠となるべき資料がないことから遅れている。 (2)Webコンテンツの半自動分類システムの開発 前項に示した高等教育の語彙体系を用いて、インターネットで提供されている教育用コンテンツを分類するシステム開発を行う基礎として、工学系分野を対象にした半自動分類に関する検討を行った。その結果、実用レベルに達してはいるが、より高度な分類ができるシステムの検討を行っている。 (3)授業計画等・授業実践登録システムの改訂と開発 授業計画と授業実践などをNCERから提供しているが、それらの情報を組織的に登録してもらうためのシステムと指定は十分ではなかった。そこで、従来から運用してきたシステムを見直し、学校現場の先生方等も使うことができるレベルのシステムを開発した。 (4)LOM付与の推進 インターネットで提供されている教育用コンテンツの内容から体系的な分類にしたがってLOM付与を精力的に実施した。その結果、現在124,000件のLOMを収集できるようになった。 (5)NIMEとの連携システムの開発 メディア教育開発センターでは、高等教育におけるeラーニングを中心にLOM付与を行って学習者に提供するkとになっているが、NICERとのシステム的連携について検討し、自動的に両者のLOMを交換するシステムを開発した。 (6)LOM登録支援システムの開発 教育情報ナショナルセンターのサイトの運用体制を確立するために、運用フローを明確にして、運用に必要な支援機能を開発した。
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Research Products
(6 results)