2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13871034
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Research Institution | Kyushu University of Nursing and Social Welfare |
Principal Investigator |
安藤 学 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 助教授 (30159537)
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Keywords | 廃棄物 / 中間処理 / 最終処理(分) / 自治体 / 〓者 / 住民 / 島 / 環境問題 |
Research Abstract |
瀬戸内海における島(橋がある場合は除外)の内、1.どの島にどのような廃棄物処理場が設置されているのか、2.設置者、管理者は誰か、3.廃棄物の種類は何か、4.搬出元、経路はどうなっているか、5.島民、地域住民との関係はどうか(合意、反対)、6.環境問題の発生実態(住民生活への影響)はどうかについてその実態を明らかにすることである。 平成13年度は、瀬戸内海域の島嶼部への産業廃棄物処理場の設置実態について、産業廃棄物処理施設の認可権限を持つ各県行政へ調査を実施した。その結果は、兵庫県に1島ありその他の自治体では島嶼部への産業廃棄物処理場の設置は確認できなかった。 平成14年度は、瀬戸内海域の島嶼部への廃棄物処理場の1.設置実態について、2.設置者・管理者について、3.廃棄物の種類について、4.搬出元・経路について、5.島民・地域住民との関係について調査を実施した。設置の実態については、下記のとおりであるが、4および5については今回十分な調査結果を得ることができなかった。 1 和歌山県:廃棄物処理場の設置はなし。2 大阪府:最終処分として湾内の埋め立て用に利用している。3 兵庫県:産廃中間処理場12、産廃最終処分場1、一般最終処分場3、焼却処理場10。4 岡山県:なし。5 広島県:焼却処分場6、一般中間処理場6、一般最終処理場2。6 山口県:一般最終処理場3。7 香川県:一般最終処分場6、一般中間処場4。8 愛媛県:一般最終処分場3。9 福岡県:なし。10 大分県:一般最終処理場1。
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