2002 Fiscal Year Annual Research Report
低温・強磁場下測定用の^4 GPa級のミニ高圧セルの開発
Project/Area Number |
13874043
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
村田 惠三 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90291591)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉野 治一 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 講師 (60295681)
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Keywords | 高圧 / 到達圧力 |
Research Abstract |
本年はミニ高圧セルの予備研究として、内径6mm外径25mmでのクランプ型の2重円筒のセルでの到達可能圧力を調べた。円筒はNiCrAl製のフタを電気の信号線を20本を越えて信頼度高く通過させる技術の開発を試行錯誤的に行った。また、内径6mmセルで成功しているテフロンセルが5mmセルでは成功せず、テフロンの壁が破壊されてしまう。この技術的克服に努めている。また、完成道半ばであるが、それまでの技術を使って、下記の報告にあるごとく、物理の測定も開始した。 [報告] 1.Uniaxial and hydrostatic Pressures and their Merits and Ideality (Invited) Keizo Murata 1st Asian Conference on High Pressure Research (Dong Huang 2002.8.19-21)。 2.輸送現象測定に向けての超高圧セルの耐圧試験と有機伝導体の測定 横川敬一,村田惠三,中野一成,鴻池貴子,吉野治一,松本武彦、日本物理学会6pSD-12,中部大学2002.9.6〜9.9。 3.高圧印加による(DI-DCNQI)2Agの電荷秩序の融解 伊藤哲明、鹿野田一司、開康一、高橋利宏、横川敬一、村田惠三、松本武彦、日本物理学会28pZA-11,東北大学2002.3.28-3.31。
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Research Products
(1 results)