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2002 Fiscal Year Annual Research Report

日本語教育の必要な児童生徒に関する教育方法と教材開発の研究

Research Project

Project/Area Number 13878046
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

川上 郁雄  早稲田大学, 日本語研究教育センター, 教授 (30250864)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 市瀬 智紀  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (30282148)
Keywords日本語指導 / 日本を母語としない子 / 学習言語 / 教科指導 / 教育方法 / 教材開発 / 日本語指導の必要な児童生徒 / JSLカリキュラム
Research Abstract

昨年度からの継続として学校現場の課題の追求と現状に必要な教授法および教材の検討を行った。本年度は主に以下の研究活動を行った。
1)研究会活動・・・5月、6月、7月、11月の4回行った。うち2回はゲストを招いて行った。ここでは学校現場の課題の分析と教授方法についての検討を行った。
2)研究活動・・・・8月9月は教材開発の協議を行った。おもに文部科学省の開発している「トピック型JSLカリキュラム」の現場への応用について協議を行った。
3)調査活動・・・・12月には宮城県内の小学校、中学校を対象にしたアンケート調査を実施した。1月にアンケート用紙を回収し、2月に分析、3月にはフォローアップ・インタビューを学校訪問とあわせて実施した。
本年度の研究で明らかになったのは、宮城県、仙台市という地方都市・地域での「日本語教育の必要な児童生徒」への教育は、当該児童生徒が少ない、いわゆる「少人数校」が圧倒的に多く、したがって、指導をする教員が孤立しており、情報が少ないうえ、当該児童生徒への指導が十分に行われていないという現実である。そのための支援の方法と教授法および教材の開発が必要であるということである。さらには、当該児童生徒の言語能力や言語環境など個別の事情が異なるゆえに、個別の指導が必要であるということである。そのような教師の指導にどのように支援をしていくかが課題であることが改めて明らかになつた。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 川上郁雄: "「年少者のための日本語教育」が教員養成系大学・学部に必要な理由"宮城教育大学紀要. 36. 1-13 (2002)

  • [Publications] 川上郁雄: "年少者のための日本語教育"ことばと文化を結ぶ日本語教育(細川英雄編). 81-100 (2002)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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