2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13F03205
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
唐 捷 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, グループリーダー
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
QIN Faxiang 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 外国人特別研究員
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Keywords | metacomposites / ferromagnetic microwires / hybrid composites / metamaterials / plasma frequency / cloaking / permittivity |
Research Abstract |
メタマテリアルは光を含む電磁波に対して、自然界の物質にはない振り舞いをする人工物質であり、自然にない物質の設計・創製ができる。本研究では、磁性ナノ材料及びナノ炭素材料を用いたノベルメタマテリアル構造を作製し、新しい分野への応用を試みる。また、作製した構造の組織及び特性を評価し、デバイス特性との関連性を解釈する。さらにメタマテリアル構造を改善し、高性能構造を設計する。 今年度において、主に下記の新しい複合材料の探索を行った。 (1)充填材料の選択。優れた電気磁性特性を得るために、微小サイズ及び優れたソフトマグネチック特性を利用し、Co系及びFe系強磁性体マイクロワイヤを用いた。応力テストとVSMを用いた機械的及び電気的な特性評価を行った。(2)マトリックスの選択。材料の力学強度の保持のため、グラス増強エポキシー樹脂材料を用いた。(3)複合材料の作製。単一の群列、交差する群列、混成の郡列として混成のメソ構造の設計により、ポリマーにマイクロワイヤーを埋め込んだ。(4)複合材料特性評価を行った。ree-spaceme asurement rig法を用いて、電磁特性を評価した。 以上の結果によって、制御ができる透過窓をもつメタマテリアルを得ることを検討した。ターゲット周波数で簡単なマイクロワイヤ複合構造により、期待されるメタマテリアル特性が引き出したことを証明した。 優れた結果に基づく、様々な研究発表も行った。今年度にAPL誌の3論文を含む4論文を発表し、2論文が投稿中である。また、2013年度にスペインのDICNMA、ストックホルムのPIERSの2つの招待講演を含む国際学会で三件口頭発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究は明確な計画と堅実な基礎で業務を行っている。新しい発見と同様、当初の予定された研究も円滑に行っている。現在のケースでは、ワイヤーの単一郡列から混成の様式に交差するというような、単純な事や複雑なことも論理に従って進めている。常に、新しく開発された物理学で新しい所見を見出していることである。それゆえ、この研究はここまでの所、大いに成功しているのである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画によって進める。ナノワイヤーを使用することと合わせ、温度や圧力などの影響も検討する。 磁気特性を最適化するための目的に合わせたワイヤー以外に、より一層さまざまなメソ構造で複合物を作製することを試みる。
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Research Products
(10 results)