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2013 Fiscal Year Annual Research Report

時間利用から見た持続可能なエネルギー消費パターンに関する研究

Research Project

Project/Area Number 13F03365
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

松岡 譲  京都大学, 工学研究科, 教授

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) YU Biying  京都大学, 工学研究科, 外国人特別研究員
Keywords環境調和型ライフスタイ / 時間使用 / 環境意識 / エネルギー消費量
Research Abstract

経済発展が著しい途上国においては、経済構造とともに、時間使用とエネルギー消費が現在と大きく変化する。マクロ的な社会・経済活動と、時間使用及びエネルギー消費との係わりを明らかにすることを目的として、人々の時間使用の配分とエネルギー消費量の係わりについて情報を整備した。
具体的には、社会・経済活動の相互関係を記述するマネーフローである社会会計表(Social Accounting Matrix, SAM)と同じ形式で、エネルギーフロー、時間使用を記述するための勘定表の枠組を構築した。次に、この表を整備するため、まずは中国を中心として、財・サービスフロー(国民勘定表、産業連関表)、エネルギーフロー(エネルギーバランス表)などの社会のマクロ情報、家計調査、時間調査などのミクロ情報、エネルギーや交通に関する機器・技術に関する情報(技術情報)について情報収集、及び、データ整備を行った。
これらの情報を応用一般均衡(Computable General Equilibrium, CGE)モデルにおいて内生的にモジュール化して扱えるよう定式化の検討を行った。これは、CGEモデルで使用する社会会計表に家計生産を組み込み、時間とエネルギー消費を明確に扱えるようにしたものである。また、エンドユースモデルからエネルギー効率改善のパラメータを得て、CGEモデルで用いることで、技術進捗を加味したエネルギー消費量をCGEモデルで推計した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

年度当初の研究計画と若干の相違はあるものの、ほぼ計画通りに進捗している。

Strategy for Future Research Activity

今後は、収集した情報を基に、将来の人口構成とエネルギー消費の関係を明らかにするために、まず、将来の人口構成を推計する。まず、ライフサイクルは、世帯における各人員の年齢、世帯人員数、世帯種、婚姻の有無により定義されるものとする。コホート構成モデルやライフステージモデルのような社会・人口動態モデルを用いて、人口構成を、そのライフサイクルに関連付けて推計する。
エンドユースモデルを用いることで、技術進捗を加味したエネルギー機器の選択に基づいたエネルギー消費を推計する。CGEモデルへ入力するパラメータとして、エネルギー-ue器とエネルギー集約度を準備する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Rebound Effects Caused by the Improvement of Vehicle Energy Efficiency : An Analysis Based on a SP-off-RP Survey2014

    • Author(s)
      Yu Biying
    • Organizer
      The 5th Asian Safe Mobility Research Workshop
    • Place of Presentation
      広島大学
    • Year and Date
      2014-02-06

URL: 

Published: 2015-07-15  

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