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2013 Fiscal Year Annual Research Report

早期選抜マーカーの構築に向けた黄色タイプモモ出現の分子機構の解明

Research Project

Project/Area Number 13F03516
Research InstitutionNational Agriculture and Food Research Organization

Principal Investigator

森口 卓哉  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹研究所栽培・流通利用研究領域, 上席研究員

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) PHAM Tuan  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹研究所栽培・流通利用研究領域, 外国人特別研究員
Keywords黄肉モモ / カロテノイド / 転写因子 / カロテノイド分解酵素
Research Abstract

モモにおけるカロテノイドとアントシアニンの集積機構について、「つきあかり」や「もちづき」を有効活用することで解明するとともに、その結果を基に、カロテノイド(黄色)とアントシアニン(赤色)の集積能力の有無を早期に識別できるDNAマーカーを構築することを目的として申請を行った。しかし、採択前後にイタリア、アメリカ、日本の研究者が我々と同じ目的研究を行い、想定される集積機構と選抜マーカーの開発を立て続けて公表したため、より発展的な課題としてCCDに作用してその発現を制御するトランス因子の解析を行うこととした(JSPS連絡済み)。これまでに、Yeast One-hybridシステムにより、CCDの上流配列に作用する遺伝子としてbHLH転写因子を単離した。再度、このbHLHがCCDの上流に相互作用するかをYeast One-hybridシステムにて確認中である。確認できた場合は、bLHLをトマトに導入するためのアグロバクテリムのコンスト作りを行う。引き続いて、トマト(マイクロトム)に感染させてbHLHが過剰発現している組換えトマトを獲得する。bLHLの発現を確認した後、T2、あるいはT3世代を得るべく自家受粉を進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の予定と異なって申請内容を発展させた内容で研究を行っているため、軌道に乗るまでに時間を要した。

Strategy for Future Research Activity

bLHLが過剰発現したトマトでカロテノイド含量や組成に変化が生じていないかを明らかにして、速やかに論文として取りまとめて投稿する。

URL: 

Published: 2015-07-15  

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