2014 Fiscal Year Annual Research Report

量子揺らぎに関する原理的問題の検証を通した初期宇宙進化モデルの特定

Research Project

Project/Area Number	13J05221
Research Institution	Waseda University
Principal Investigator	御園生洋祐早稲田大学, 理工学術院, 特別研究員(DC2)
Project Period (FY)	2013-04-01 – 2015-03-31
Keywords	相対論 / 宇宙物理学
Outline of Annual Research Achievements	高エネルギー領域での時空構造をLorentz対称性の破れという観点より検証した。Horava-Lifshitz(HL)重力理論に基づき、時空に重力の量子効果が効く場合のブラックホール解の構成を行った。その結果、繰り込み群による結合定数のrunningによってはLorentz対称性を持たない粒子に対しての事象の地平線が常に特異的になることを示した。これは1+1次元の量子重力に見られるthuderbolt特異点と類似しており興味深い。また、HL重力理論の低エネルギー極限であるEinstein-aether理論に基づき、Maxwell場を伴うブラックホールの解析解を導出、解析を行った。
Research Progress Status	26年度が最終年度であるため、記入しない。
Strategy for Future Research Activity	26年度が最終年度であるため、記入しない。

(2 results)