2014 Fiscal Year Annual Research Report
MicroRNAによる神経幹細胞のグリア分化能の制御と進化
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13J07264
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
津山 淳 慶應義塾大学, 医学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 神経幹細胞 / microRNA / グリア発生 |
Outline of Annual Research Achievements |
神経幹細胞は発生過程においてニューロンへのみ分化する初期型神経幹細胞から、グリアへの分化能を持つ後期型神経幹細胞へと性質を変化させる。そこで申請者は神経幹細胞のグリア分化能を規定しうる遺伝子ネットワークを同定し、初期型神経幹細胞においてグリア分化が誘導されず後期型神経幹細胞でのみ誘導される制御機構を明らかにすることを目的とし、スクリーニングを行った結果、初期型神経幹細胞特異的に発現しており、アストロサイトへの分化抑制効果を持つmicroRNAを複数同定した。中でも強力な表現型を示したmiR-153に着目して研究を推進し、標的因子としてNFIAおよびNFIBを同定した。また、ヒト多能性幹細胞由来のNSCsをヒト発生学に応用するための培養系の開発も行っている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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