2014 Fiscal Year Annual Research Report
時期特異的RNAiスクリーニングによる睡眠関連遺伝子の探索
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13J08393
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science |
Principal Investigator |
上野 太郎 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 遺伝子工学 |
Outline of Annual Research Achievements |
ショウジョウバエをモデル動物として、睡眠と記憶の遺伝学的解析を進めた。研究計画当初は、RNAiスクリーニングを計画していた、CRISPR/Cas9によるゲノム改変技術を導入し、そちらを中心として遺伝子改変をショウジョウバエにおいて行っている。 CRISPR/Cas9を用いた遺伝子改変により、睡眠を制御する新規遺伝子の同定ができた。これまでは外注で作成していた、トランスジェニックラインを、研究室内で胚にDNAをインジェクションすることにより、自前で作成することができるようになっている。これにより、迅速かつ安価にトランスジェニックラインを多数の遺伝子をターゲットとして利用することができるような体制が整っている。 さらに、CRISPR/Cas9を応用することにより、ノックイン個体の作成にも成功しており、蛍光タンパク質との融合タンパクを内在性のプロモーターで発現する個体が得られている。これらの技術を発展させることで、今後、睡眠や記憶に関わる遺伝子のさらなる詳細な解析ができるものと期待される。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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[Journal Article] Glial dysfunction causes age-related memory impairment in Drosophila.2014
Author(s)
Yamazaki D, Horiuchi J, Ueno K, Ueno T, Saeki S, Matsuno M, Naganos S, Miyashita T, Hirano Y, Nishikawa H, Taoka M, Yamauchi Y, Isobe T, Honda Y, Kodama T, Masuda T, Saitoe M
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Journal Title
Neuron
Volume: 84
Pages: 753-763
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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