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2002 Fiscal Year Annual Research Report

「21世紀型環境教育:観る・知る・体験する・考える」の開発

Research Project

Project/Area Number 14022207
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

山本 宏  茨城大学, 教育学部, 教授 (50091872)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松川 覚  茨城大学, 教育学部, 助教授 (60292661)
Keywords大気汚染 / 環境測定 / 環境教育
Research Abstract

大気中の二酸化窒素の濃度の簡易測定と新規な環境教育への展開
大気や水の汚染を学ぶ手法として簡易測定をおこなうという手法がある。例えば大気中の二酸化窒素濃度を調べるという測定実験はよく知られ、様々な小学校・中学校でおこなわれている。しかしながらそれらのほとんどは「ただ測定している」ものである。確かに大気中の二酸化窒素の濃度を実験で知るというだけでも重要なものであるが、「環境を考える、学ぶ」という目標をふまえるとしたら不十分であるといえる。そこで、測定に加え「なぜ二酸化窒素が発生するのか?」「その原因は何か?」「どのようなところで濃度が高くてどのようなところで濃度が低いのか?」といったことも学ぶことで、より効果的な環境教育が可能であると考えた。そこで、1.簡易測定法の精度についての評価
2.意味のある測定場所の設定と評価
3.ミニチュアモデルを用いた説明と評価
の3つをおこない、新規な環境教育プログラムの創成をおこなった。
大気中の二酸化窒素濃度をはかる簡易測定法としてフィルムケースを用いる手法を検討し、それについて上記の3つの点について検討した。その結果、1.においては簡易測定法の精度について考慮しなくてはならない問題点などを明らかにした。2.については茨城大学附属小学校・中学校の学生を対象として、学校付近の国道、そこから数十メートル入った路地、学校の校庭、自分の家といった場所で測定することにより、それらから違いが観られそこから有効な考察ができるような授業プログラムを作ることができた。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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