2006 Fiscal Year Annual Research Report
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14079101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
牧島 一夫 The University of Tokyo, 大学院・理学系研究科, 教授 (20126163)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 勝二 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10092206)
国分 紀秀 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部, 准教授 (50334248)
大杉 節 広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30033898)
大橋 隆哉 首都大学東京, 大学院・理学研究科, 教授 (70183027)
嶺重 慎 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (70229780)
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Keywords | ブラックホール / 宇宙物理学 / 一般相対論 / 宇宙X線・ガンマ線 / 星の進化 / ガンマ線バースト / 「すざく」衛星 / 活動銀河核 |
Research Abstract |
本年度は、本特定領域の最終年度に当たり、以下のような活動を行った。 (1)日本天文学会欧文誌(PASJ)に、32編の論文を含む「すざく」特集号(vo1.59,Sp.Issue、2007年1月)を出版する研究活動を支援するなど、「すざく」を用いたブラックホール研究を推進した。 (2)「すざく」による巨大ブラックホールの観測結果を理論的に解釈するため、8月に米国イェール大学からパオロ・コッピ博士を招聘し、宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部にて、日本側の研究者とともに研究活動を展開してもらった。 (3)2006年6月21〜23日、首都大学東京において、宇宙航空研究開発機構、高エネルギー宇宙物理連絡会とともに、諸外国からの研究者を招き、ワークショップ「次の十年のX線天文学のサイエンスと将来計画」を共催した。 (4)小山を組織委員長として2006年12月4〜8日、京都大学21世紀COEプログラム、大阪大学21世紀COEプログラムなどと共催で、「すざく」の成果を中心とした国際研究集会"The Extreme Universe in the Suzaku Era"を京都市の京都テルサにて開催した。海外からの152名を含め、参加者は400名にも達し、大きな成功を納めた。集録を編纂中である。 (5)2007年2月1315日、京都大学にて嶺重を組織委員長として、国内研究集会「『すざく』時代のブラックホール天文学」を京都大学基礎物理学研究所と共催した。 (6)2007年2月20〜22日に東京工業大学大岡山キャンパスで開催された、小国際ワークショップ「宇宙の極限環境における衝撃波形成」を後援した。
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Research Products
(6 results)