2003 Fiscal Year Annual Research Report
大学におけるFD・SD(教員職員資質開発)の制度化と質的保証に関する総合的研究
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14201028
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
有本 章 広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (00030437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 眞一 筑波大学, 大学研究センター, 教授 (10220469)
斉藤 紘一 東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
小笠原 正明 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
川嶋 太津夫 神戸大学, 大学教育研究センター, 教授 (20177679)
田中 毎実 京都大学, 高等教育研究開発推進センター, 教授 (70093432)
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Keywords | FDの制度化 / SDの制度化 / 大学類型 |
Research Abstract |
(1)FDに関する全国質問紙調査を学長、学部長、教員を対象に実施し、集計、分析を行った。調査結果に関しては、学長と教員の中間報告書を公表した。すなわち、前者は「FD活動の制度化に関する研究(1)-2003年大学長調査報告」、後者は「FD活動の制度化に関する研究(2)-2003年大学教員調査報告」である。2003年9月20日に日本教育社会学会において、中間報告した。 (2)また、2004年1月22、23日に科研研究会を開催した。全国大学教育研究センター等協議会加盟大学教員に関する分析検討を行った。 (3)SDに関する全国質問紙調査を全国の大学の事務局長を対象に実施し、回収した。集計、調査結果の分析に関しては現在手掛けており、それを踏まえて中間報告書を作成する予定である。 (4)FDに関する外国訪問調査をアメリカ、イギリス、ドイツ、韓国の諸機関を対象に実施した。その結果に関しては,11月13日に公開研究会を開催し、各訪問者が報告し、検討した。また、SDに関する外国訪問調査をフランス、アメリカの機関を対象に実施した。 (5)8ヵ国国際セミナーを2004年2月3-5日に開催し、FDを検討する部会において、日本からFDに関する全国調査の結果を報告して、国際的な角度から検討した。 (6)8ヵ国運営会議において、FDに関する質問紙調査の概要に関して報告し、同様の調査を諸外国において実施することの可能性を検討し、2004年度に具体的な推進を図ることになった。
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