2002 Fiscal Year Annual Research Report
占領期都道府県軍政資料の収集・整理及び分析とその効果的な公開利用方式の確立
Project/Area Number |
14209017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | Nagano Prefectural College |
Principal Investigator |
荒 敬 長野県短期大学, 共通教養, 助教授 (90300128)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小池 聖一 広島大学, 総合科学部, 助教授 (70274024)
我部 政明 琉球大学, 法文学部, 教授 (60175297)
有馬 学 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80108612)
福永 文夫 独協大学, 法学部, 教授 (60199255)
季武 嘉也 創価大学, 文学部, 教授 (40179099)
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Keywords | 日本現代史 / 日本占領 / 地方軍政 / 軍政資料 |
Research Abstract |
(1)米国国立公文書館で「占領期都道府県軍政資料」(MG)を2回にわたって収集した。第1回目は2002年8月14日〜9月15日、第2回目は2002年12月26日〜03年1月7日。2回とも荒敬・石田雅春(広島大学大学院生)があたった。収集結果は沖縄を除く全県のMG資料(約38000枚)を一応コピーしたが、コピー漏れ・コピーミスなどの取り直しが1割程度必要と思われる。 (2)当初、ブロック研究会及び専門分野の研究のために複製コピーを4セット作成する予定であったが、全体会議における討議の結果、現在、沖縄に本土分1セット、東海北陸・関東ブロックにそのブロック分各1セット、九州・中四国・関西・北海道東北ブロックに各2セットを配布した。また適宜、概要作成の研究協力者に担当県分1セットを配布した。 (3)研究全体会議(ブロック合同会議も含む)は、計3回開催し(02午7月13日、同10月26日、03年1月25日)、研究会活動の方針と作業内容と年次計画、米国での資料集・複製資料の配布の状況、分担者・研究協力者の分担、概要作成の様式と統一表記法などについて討議と確認を行った。また九州・中四国・関西3ブロツクの西日本地域合同会議(12月22〜23日・九州大学)と関東ブロック会議(2003年3月8日)では資料読解論の研究会をもった。現在.研究協力者を含めて40名以上が資料整理と解読にあたり、概要作成の準備に入ったところである。 (4)目録の原稿づくりなどの業務と研究会事務(名簿管理・メール連絡など)のためノート型パソコンを2台購入した。長野県短期大学と独協大学法学部に1台づつ配置した。 (5)詳細目録作成は外注であるが資料整理に時間がかかっているため入力は進んでいない。
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