2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14310034
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Research Institution | Tokyo National Museum |
Principal Investigator |
小松 大秀 東京国立博物館, 学芸部・工芸課, 工芸課長 (90090927)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永島 明子 京都国立博物館, 京都文化資料研究センター・資料管理研究室, 研究員 (90321554)
竹内 奈美子 東京国立博物館, 学芸部工芸課漆工室, 研究員 (50270418)
日高 薫 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 助教授 (80230944)
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Keywords | 近世 / 漆工芸 / 高台寺蒔絵 |
Research Abstract |
(1)研究代表者及び研究分担者が集まって調査研究の方針、実施方法などを確認し、調査が必要な作品、収蔵施設などの選定をおこなった。 (2)研究代表者及び研究分担者が調査対象作品を所蔵する社寺、展示施設、あるいは個人方に赴き、調書の作成、写真撮影、デジタル画像の作成などをおこなった。この作業が、本研究の根幹をなす部分であり、初年度、次年度とも、研究費補助金の多くを調査旅費が占めるのはそのためである。なお、14年度は、下記のような展示施設を、調査対象とした。また、研究代表者が必要と認める場合には、研究分担者以外にも、美術館、博物館に勤務する研究者の参加を要請し、ともに調査活動をおこなうこととした。 仙台市博物館(仙台市)、サントリー美術館、根津美術館、出光美術館、静嘉堂文庫美術館、永青文庫、(以上東京都)、国立歴史民俗博物館(佐倉市)、法華寺、徳川美術館(名古屋市)、彦根城博物館(彦根市)、石川県立美術館(金沢市)、大阪市立美術館、逸翁美術館(池田市)、京都国立博物館、高台寺、妙心寺、建仁寺、野村美術館、京都民芸館、高津古文化館(以上京都市)、本妙寺(熊本市)、その他各個人所蔵家 (3)(2)の作業の結果得られた調書、写真、デジタル画像などを、研究分担者のもとで整理し、それと並行して、電算機によるデータベースをさらに充実させる作業を進めた。「研究補助」項目の謝金は、おもにこの作業にあてたものである。
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