2004 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト福祉国家時代における多核心自立型地域社会システムの形成に関する基礎的研究
Project/Area Number |
14310083
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Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
中道 實 奈良女子大学, 人間文化研究科, 教授 (40067690)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野田 隆 奈良女子大学, 人間文化研究科, 教授 (50189403)
水垣 源太郎 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (10294274)
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Keywords | 人材育成 / 地域社会 / 地域防災 / 地域教育 / 地方自治 / ライフコース / 社会的経歴 |
Research Abstract |
今年度の研究実績は、(1)全国調査データの整理、(2)関連資料の収集・整理、(3)面接調査の3つから成る。なお、三浦恭子氏(奈良大学非常勤講師)、小谷良子氏(奈良女子大学大学院)が引き続き参加した。 (1)前年度末に実施した全国調査(行政調査・地域リーダー調査)のそれぞれのデータの整理(編集・クリーニング)作業を行なった。ただし行政調査自由回答については、入力作業も行なった。実作業の一部はアルバイトに委託して6〜12月に行ない、水垣がその過程の管理を行なった。Statistica Proを購入し、メンバー全員で完成したデータの分析にあたっている。 (2)関連資料の収集と整理として、次の3点の作業を行なった。まず第1に、社会・人口統計体系(市町村基礎データ(全国9ブロック)を購入し、市町村の全体特性を把握した上で、全国調査対象市町村の位置づけを行った。実作業の一部はアルバイトに委託して10月〜11月に行ない、水垣がその過程の管理を行なった。第2に、既存の『職員録』から、全国市の職員名簿を抽出・整理し、組織編制、職位構成、スパンなどの全国的傾向を把握して、全国調査対象市町村の位置づけを行なった。実作業は水垣が行なった。第3に、市町村合併に関する地方新聞記事の収集と整理を行なった。実作業はアルバイトに委託して1月〜2月に行ない、水垣がその過程の管理を行なった。なお、以上のデータは、購入したフラッシュメモリによって、メンバーで共有した。 (3)面接調査について、水垣・三浦は栃木県および埼玉県の3市町村において、人材育成の現状と課題についての聞き取り調査を行った。また、小谷・中道は、大阪府1市において、市議会議員対象に、議員のキャリア発展に関する口述生活史調査を実施している。
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Research Products
(1 results)