2004 Fiscal Year Annual Research Report
現代中国家族の変動と適応戦略-日本との比較研究へ向けて-
Project/Area Number |
14310087
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
石原 邦雄 東京都立大学, 人文学部, 教授 (00106212)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松田 苑子 淑徳大学, 社会学部, 教授 (30100986)
松戸 庸子 南山大学, 外国語学部, 教授 (30183106)
田渕 六郎 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 専任講師 (20285076)
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Keywords | 中国 / 家族変動 / 国際比較 |
Research Abstract |
研究3年度(最終年度)として以下の研究活動を進め、成果のとりまとめに取り組んだ。 1)この研究期間に中国のフィールド5カ所で実施した家族のインタビュー調査の資料を、98年段階で中国チームが行った大量のインタビューの翻訳・分析と合わせてとりまとめるとともに、事例分析手法による現代中国家族のミクロレベルの研究成果として報告書にまとめた。 2)7月に北京で開催された世界社会学会議(IIS)第30回世界大会において、石原と松田がコーディネーターとなり、「東アジアの家族変動-比較研究を目指して-」というセッションを起こし、司会と基調報告をするとともに、研究協力者である沈・楊が共同論文を、また第2年度のワークショップで加わった韓国ソウル大学のEun、そして日本チームの田渕がそれぞれ中国、韓国、日本の家族について全国規模の調査データにもとづく論考を提出して研究の成果と今後の国際比較研究の展望について討論する機会を持った。
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