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2003 Fiscal Year Annual Research Report

自我・自己の変容と社会的感情

Research Project

Project/Area Number 14310100
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

船津 衛  東洋大学, 社会学部, 教授 (90047184)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小口 孝司  昭和女子大学, 生活機構研究科, 教授 (70221851)
田中 淳  東洋大学, 社会学部, 教授 (70227122)
安藤 清志  東洋大学, 社会学部, 教授 (50125978)
Keywords自己 / 災害 / サービス業 / 宗教 / スピリチュアリティ / 自己呈示
Research Abstract

前年度に引き続き、以下の2つのプロジェクトを中心に研究を進めた。
(1)「対人サービス」としての大学事務員の職務 都内S女子大学の職員約50名に対してアンケート調査を実施した。この質問紙には、一般精神健康調査票(GHQ)、窓口業務に対する態度、セルフモニタリング尺度などが含まれていた。さらに、大学の幹部職員が窓口サービスに対してどのような認識を有しているのかを半構造化面接によって検討した。さらに、学部学生に対しても、大学職員の窓口サービスに対する評価を明らかにするためにお質問紙調査を実施した。
(2)宗教における自己変容 仏教系の新興宗教では、会員間のコミュニケーションが重要視され、公的な交流の場を設けている。今回は霊友会の会員約250名を対象にアンケート調査を実施、こうした活動への参加状況の詳細を調べるとともに、それらが会員の精神的健康、集団へのコミットメントの程度とどのように関わるかを検討した。さらに、霊友会における活動が自己や対人関係にどのような変化をもたらしたかを、「自己」「人間関係」「価値観」等の側面から吟味した。
以上の研究に加え、今年度は、「日常生活における杜会的経験と対応に関する調査」という名のもとにネット調査を実施した。この調査では、人生に大きな最も強い影響を及ぼしたと思われる事象を選択させた上で、その際に生起した主要な感情、対処のしかた、社会的サポートの様相、自己の変容について尋ねた。現在、統計的な分析を行っており、この調査結果と上記2つのプロジェクトで得られた結果を比較検討することにより、さらに次年度の研究を展開させてゆく予定である。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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