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2002 Fiscal Year Annual Research Report

建築の移築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14350333
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

藤井 恵介  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50156816)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 金行 信輔  広島大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90335703)
Keywords移築 / 解体 / 建築売買 / 用途変更 / 古建築 / 造替
Research Abstract

1)移築事例の捜索
国宝・重要文化財の中で、移築されたものを網羅的に拾い、その特徴を分類した。
約3500棟余りの文化財のうち、300弱程度が移築されたもので、かなり高い率であることが判明した。これらの類型的な把握については、次年度の調査とする。
2)移築事例調査
初年度であるので、研究担当者、研究協力者ともに、興味のある例をさがして、自由に広くその調査を行った。
・室町幕府将軍邸の建築がかなり移築建築であることを調査した。
・醍醐寺三宝院の建築について、その移築元の建築の調査を行った。
・伊勢神宮の江戸時代の式年造替に際し、旧社殿が遷宮の後も長く維持されることを確認した。
・鳥取池田藩、山口毛利藩関係その他の資料調査を行い、江戸時代末の江戸藩邸の建築の移築を調査した。
・法隆寺の境内における、江戸時代の子院の移動と、それに伴う移築を調査した。
・近代初期、東京における、住宅売買(解体移築を前提とした)の実態の調査を行った。
・新宮市の熊野川河原に敷設されていた仮設住宅群の調査を行った。
・都内において、ジャッキアップの見学を行った。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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