2004 Fiscal Year Annual Research Report
3波長赤外線光空間伝送システムの外国語(英語)教育への適用可能性の研究
Project/Area Number |
14380094
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
中西 達也 山形大学, 教育学部, 教授 (10217771)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 常夫 山形大学, 教育学部, 教授 (80146745)
中山 和男 山形大学, 教育学部, 助教授 (10180431)
石崎 貴士 山形大学, 教育学部, 助教授 (20323181)
冨田 かおる 山形大学, 人文学部, 助教授 (00227620)
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Keywords | 赤外線 / LL / 外国語教育 / LAN / NTSC |
Research Abstract |
本年度の研究目的、研究実施計画は次の通りであった。 1.3波長赤外線光空間伝送を用いた英語教育・学習実験システムを維持・管理し,また,最適化する。 2.3波長赤外線光空間伝送英語教育・学習システム上で授業を行う場合に有益な提示方法、内容の検討を行う。 1.については,システムを安定して稼働させることができた。本システムは,赤外線を用いた映像信号(NTSC)のアナログ伝送である。したがって,多数の学習者に対しリアルタイムで情報の欠落なしに情報を伝達することができる。また,ワイヤレスである性質から,赤外線送信機のみで,特別な教室設備なしに,赤外線受信機及びキャプチャー機能を有するノートパソコンをそれのサービスエリアに持込めば映像を扱えることになる。しかし,技術の進歩は著しく,今般は,LANにおけるマルチキャストが安価に安定して実現できるようになり,それを活用してMPEG2やMPEG4による伝送が可能になってきた。既に,CALLにはそれらを搭載した製品を見ることができる。今後,赤外線伝送技術は特別な場所で使用されて行くであろう。 2.については,外国語教育でも,近い将来,パソコン上で簡単にマルチメディア(映像)を扱うことができる環境が到来してくると,学習者の操作により学習者が自由に映像を視聴できるようになる。現状では映像の提示は教授者のコントロール下にあるのが普通である。この差を埋めるべく視聴実験を計画し実施した。
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