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2004 Fiscal Year Annual Research Report

日本語学習者による日本語発話と,母語発話との対照データベース-開発・応用のための研究

Research Project

Project/Area Number 14380121
Research InstitutionThe National Institute for Japanese Language(NIJLA)

Principal Investigator

宇佐美 洋  国立国語研究所, 日本語教育部門第1領域, 主任研究員 (40293245)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井上 優  国立国語研究所, 日本語教育部門第1領域, 主任研究員 (30213177)
小河原 義朗  国立国語研究所, 日本語教育部門第1領域, 研究員 (70302065)
椙本 総子  国立国語研究所, 日本語教育部門第1領域, 研究員 (50370995)
佐野 洋  東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (30282776)
佐々木 泰子  お茶の水女子大学, 留学生センター, 助教授 (20251689)
Keywords日本語学習者 / 発話データ / 音声データベース / 中間言語 / 対照言語学 / 言語習得 / コミュニーション・ストラテジー
Research Abstract

この研究では,日本語非母語話者の話す日本語発話と,それとほぼ同じ内容の母語による発話とを大量に集めて録音・文字化し,音声データ・文字化データをともに電子化してお互いの間にリンクをはった音声データベースを作成することを目的とする。
今回の計画では,アジア諸言語,特に朝鮮語・中国語(漢語普通話)・タイ語を母語とする話者から集中的にデータを集め,この3言語と日本語についての音声対照データベースを完成させるとともに,このデータベースに基づく対照言語学的研究・日本語教育への応用研究をおこなう。加えてここで得られた知見やデータ整理・分析の方法論を,さらに大規模な多言語音声データベースを作成していくための足がかりとする。
収集するデータの形態は,1)朗読音声2)課題に基づくスピーチ3)ロールプレイ等である。
本年度は,以下のような作業を行った。
1)2003年度に策定した「第2期発話課題」に基づき、日本語母語話者10名からデータ収集をおこなった。
2)これまでに収集したデータから、中国語・韓国語・タイ語・日本語母語話者のデータそれぞれ10名分を抽出し、「日本語学習者による日本語/母語発話の対照言語データベース」モニター版として、DVDの形で公開した。
3)データベース設計の基本方針や、データベース作成作業マニュアル・使用マニュアル等をまとめ、冊子の形で公刊した。あわせて、このデータベースを使用した研究論文も収録した。

  • Research Products

    (3 results)

All 2005 2004

All Journal Article (3 results)

  • [Journal Article] 話題の切り出しから謝罪に至るまでの言語行動-日本語母語話者の日本語と中国語母語話者の日本語との比較-2005

    • Author(s)
      椙本総子, 宇佐美洋
    • Journal Title

      『日本語学習者による日本語発話と,母語発話との対照言語データベース-開発・応用のための研究-』研究成果報告書

      Pages: 129-151

  • [Journal Article] 『日本語学習者による日本語/母語発話の対照言語データベース』ロールプレイ・データを用いた対話研究2004

    • Author(s)
      椙本総子, 宇佐美洋
    • Journal Title

      2004年度日本語教育学会秋季大会予稿集

      Pages: 221-222

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 『日本語学習者による日本語/母語発話の対照言語データベース』の設計2004

    • Author(s)
      宇佐美洋, 籠宮隆之, 椙本総子
    • Journal Title

      電子情報通信学会技術研究報告 Vol.104, No.148

      Pages: 29-34

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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