2005 Fiscal Year Annual Research Report
電子社会における統計手法のニーズの把握と大学における統計教育の効果的展開
Project/Area Number |
14380126
|
Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
村上 征勝 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (00000216)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉山 高一 中央大学, 理工学部, 教授 (70090371)
小西 貞則 九州大学, 大学院・数理学研究院, 教授 (40090550)
佐藤 義治 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80091461)
景山 三平 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70033892)
清水 邦夫 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (60110946)
|
Keywords | 大学における統計教育 / 統計の需要 / データ分析 |
Research Abstract |
本年度は以下の研究をおこなった。 1 大学の統計教育に用いられている教科書、参考書に関する調査 大学の統計教育に関する実態を調べるため、2005年に大学のホームページを通じて収集した全国の大学の「2005年度講義要綱」の情報を用い、「確率」、「統計」および統計に関連する講義でどのような教科書、参考書が用いられているかを調査した。 2 社会における統計の需要度に関する調査の分析 高度情報化社会、電子化社会といわれる今日、社会のなかでの統計のニーズを把握するため、企業・研究機関・官庁・自治体を対象に2005年3月に実施した「データ分析と統計知識の需要度調査」のデータを分析し、分析結果を、日本統計学会、数学教育学会等で報告した。 3 統計教育に関する研究集会の開催 社会における統計教育、大学における統計教育、および大学における統計教育と密接に関係する小・中・高における統計教育の実態を把握するため、以下の研究会を開催した。 (1)「プロフェッショナル育成のための統計教育に関するシンポジュウム-専門職大学院における統計教育と開連資格」(2005年11月17日、筑波大学東京キャンパス) (2)「統計教育に関するワークショップ」(2006年3月4日、統計数理研究所) (3)シンポジュウム「電子社会における統計手法のニーズの把握と大学における統計教育の効果的展開II」(2006年3月14日、同志社大学) 4 研究の最終年度としての研究成果のとりまとめと報告書作成作業
|