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2002 Fiscal Year Annual Research Report

転写標的遺伝子の網羅的同定による動物発生分子機構の解明

Research Project

Project/Area Number 14380346
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

高橋 直樹  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (30179501)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡南 政宏  近畿大学, 生物理工学部, 助手 (70294288)
Keywords転写制御 / 免疫精製 / クロマチン / ゲノム / 線虫 / 動物遺伝子
Research Abstract

我々はこれまでにegl5,mab5,unc4など線虫ホメオボックス遺伝子にタグを結合した遺伝子を導入し、タグを利用して標的DNA配列の濃縮を行った。その結果、既知標的遺伝子のいくつかについては、直接の制御を示すデータを得た。平成14年度は、線虫初期発生過程で機能していると考えられる転写因子にタグを付けたコンストラクトを作製した。現在、これらの遺伝子を導入した線虫トランスジェニック個体を作製している。また、導入するエピトープタグについてもこれまでの(His)x6に加え、HA, mycなども検討している。上記のように、タグに対する抗体を用いた精製法によって、既知遺伝子の濃縮が確認できたものもあるが、タグの種類や位置によって、必ずしもすべての転写因子の標的配列が濃縮されないことが明らかになった。そのため、標的配列の前に。まず転写因子自体の濃縮を確認し、その後標的配列の濃縮を行っている。線虫ゲノム中の転写因子標的配列を検出するDNAマイクロアレイについては線虫のゲノムサイズの小ささを利用して、1000スポットのランダムなゲノムDNAアレイを試作していたが、より効率的な転写ネットワーク解明を目指し、CBP, TBPなどの基本転写因子を用いたエンハンサーの精製、レポーター遺伝子を用いたエンハンサーの検出法の検討を行っている。これらのエンハンサー(シスエレメント)をスポットしたアレイを用いれば、転写因子と標的配列の相互作用とエンハンサー活性を同時に比較することが可能となる。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Takeda, Y. et al.: "Impaired Motor coordination in Mice Lacking Neural Recognition Molecule NB-3 of the Contactin/F3 Subgroup"Journal of Neurobiology. (in press). (2003)

  • [Publications] Yamada, R. et al.: "Cell-autonomous involvement of Mab2lel is essential for leus placode development"Development. (in press). (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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