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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ボランティア文化の国際比較研究-日本・韓国・カナダの高校教育をめぐる社会学的調査

Research Project

Project/Area Number 14402003
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

小澤 亘  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (30268148)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 津止 正敏  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70340479)
黄 盛彬  立命館大学, 産業社会学部, 助教授 (50308095)
Keywordsボランティア文化 / 比較文化 / ボランティア意識調査 / 比較社会研究 / ボランティア教育 / 若者調査 / ボランティア教育の義務化 / 地域と学校
Research Abstract

本研究は、日本・韓国・カナダの高校をフィールドとして、ボランティア文化の国際比較調査を目指そうとするものである。プロジェクト最終年度にあたって、韓国およびカナダにおける高校生に対するボランティア意識について第2回目調査を実施した。それと並行して、日本、韓国、カナダにおける高校教員に対するボランティア調査を実施した。
韓国における調査では、Volunteer21(NPO)との共同調査という形態で、2004年11月から12月にかけて調査を実施した。ソウル市内の高校35校を対象とし、約850名の高校生、約700名の教員から調査票を回収することができた。目下、Volunteer21の李先生と共同して分析に当たっている。それに先行して、9月にはソウルにおいて、現地調査を実施し、高校生ボランティアの受け入れ先であるNPO、具体的には、韓国YMCA、環境運動連合、KYC(犯罪少年に対するサポート団体)などより実情をインタビューすることができた。また、ソウル大学殷先生とは引き続き、補足的な分析として公的統計分析を継続している。
日本における調査においては、2004年11月から2005年3月まで、京都市の高校18校について調査を実施しているが、約400名の教員から調査票が回収されている。また、高校生に対する調査を1校、追加実施し、高校生に対する意識調査は、約750名となった。
カナダにおける調査でも、最終年度末ぎりぎりまで高校生と教員の両者に対する調査を狙ったが、現地高校より協力が十分に得られず、有効データは高校生約350名、教員約70名程度と小規模なものに留まった。公的な大規模調査(NSGVP1997年度および2000年度)と補足データとして利用し分析を補強していく予定である。今後、鋭意、これらデータの分析に当たり、成果を広く公表していくよう努めていく所存である。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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