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2004 Fiscal Year Annual Research Report

海外帰国子女の教育・職業経歴の縦断的追跡調査

Research Project

Project/Area Number 14510220
Research InstitutionSeijo University

Principal Investigator

南 保輔  成城大学, 文芸学部, 助教授 (10266207)

Keywords海外帰国子女 / 通文化的人間形成 / 教育・職業経歴 / 社会的アイデンティティ / 調査倫理 / 勤労倫理 / ライフヒストリー / 人生の転機
Research Abstract

本研究においては、1990年から91年にかけてアメリカ西海岸の日本語補習授業校なぎさ学園(仮名)に子どもを在籍させた海外帰国家族の「その後」を調べてきた。その結果をまとめたものを、なぎさ学園関係者に送付した。8月に当地をおとずれ、これを読んでの感想を聞くなどのインタビュー調査を実施した。ただ、十数年後の現在の消息が分かった「子ども」について、10年ほど前はどんな様子だったかをたずねるというやり方にはかなりの困難があった。補習校は年間で40日ほどの授業日数しかなく、教師が1年間担当した子どもについて記憶しているとはかぎらない。「そんな子どもを教えたかしら」というのが正直なところである場合が多かった。
当地にいまも滞在している海外家族へのインタビューを実施した。「子ども」たちは大学卒業直後の時期にあたり、どのように職業経歴(キャリア)をつくっていくかの模索期であることをさらに裏付けるようなデータを収集することができた。
8月にサンフランシスコで開かれたアメリカ社会学会において、「Discourse of change among young Japanese sojourners : A case of "I've changed"」という論文を発表した。これは、平成14年度から実施している本研究の成果をまとめたものである。学会に先立ってサンディエゴを訪問し、以下の諸氏から上記論文へのコメントを得た。Aaron Cicourel, Michael Cole, Bud Mehan, Barry Saferstein, Kozy Amemiya。学会に際して得られたコメントも含めて、上記を改稿しているところである。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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