2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14510279
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
阿部 彰 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (90054832)
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| Keywords | 学習空間 / 学校環境 / 地域環境 / 学校文化 / 地域文化 / 経年変化 / 映像分析 / 映像特性 |
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| Research Abstract |
本研究は、これまで過去十年余にわたって取り組んできた、学校を中心とした「学習空間」に関する基礎研究で得られた理論的な成果と、同課題にかかわる映像収集分析実績をふまえ、学習環境の変化を実証的に比較分析することにより、学習環境の在り方の規定する指標を動態的に把握して、一連の研究の収斂を図ることをねらいとしている。
この趣旨に即し、2年計画の初年度として、以下の各項目における取り組みを行った。なお、本研究で使用した収録・編集用機器は、すべて既存のものを充てたため、配分経費の大半を実質的な調査活動に振り向けることができた。
1 既収録校を対象として、既存映像資料の整理と再構成版の制作
前回収録以来、一定年数を経過している、学校および地域映像について、既存映像資料を総点検し、新たな視点から再構成版を制作した
2 再収録の実施
対象校から数校を選び、学校運動会・体育大会、合唱関連行事について、過去の収録諸条件(カメラ台数、位置など)を再現して撮影した
3 収録素材映像の整理と編集
これまで蓄積してきた技法を駆使し、素材の整理と編集を行う。主要場面(キーシーン)のCRVディスクへの整理保存についても、過去の例を踏襲して処理した
4 過去の編集映像との比較分析
既存映像(ベータカム版)およびディスク(静止画像)と、再収録の映像を繰り返し比較分析し、学習環境規定要因の分析枠ごとにデ-タ化(カード作成を経てコンビュータ入力へ)した
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