Research Abstract |
今年度の研究は,自動車メーカー,自動車ディーラー,業界団体等に対するインタビュー調査および資料収集が中心となった。メーカーとしては,トヨタ自動車,日産自動車,本田技研工業,三菱自動車工業,オート・バイイング・サービスとしては,業界団体等としては,自動車販売協会連合会,自動車振興会,自動車ディーラーは東京トヨタ自動車,ホンダクリオ新・東京,ホンダベルノ新東京,名古屋トヨペット,ホンダクリオ関西,約20社でインタビューおよび資料調査をおこなった。また国内調査と並行して,海外で取材調査をおこない,2002年9月に米国ではJ.D.Power,Autobytel.CarOrder,米国三菱,米国日産,また2002年5月には韓国においても現代自動車,オートキューブ,car123,韓国トヨタ自動車,中古車専売業者等,約20箇所,中国には2002年6月と2003年1月に約40箇所の取材調査をおこなった。 この結果,従来積み重ねてきたデータを豊富化することができ,自動車流通の国際比較をおこなう上での比較の座標軸を豊富化,立体化するための基礎データ収集に成果をおさめた。とくに最近の米国と日本におけるインターネットを通じた自動車販売の動向については,詳細なデータを収集することが可能となった。 既に中間的な成果として,2002年6月産業学会(於アジア太平洋大学),2002年9月経営史学会(國學院大学),2002年10月アジア経営学会(慶慮義塾大学)等で研究報告をおこなった。
|