クライン群論および双曲幾何学研究支援ソフトウェアの開発

2004 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 14540079
• Research Institution: Nara Women's University
• Principal Investigator: 和田 昌昭 奈良女子大学, 理学部, 教授 (80192821)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 山下 靖 奈良女子大学, 理学部, 講師 (70239987)
• Keywords: クライン群 / 双曲幾何学 / 研究支援 / ソフトウェア

Research Abstract

平成16年11月18日から24日に九州大学で開催された国際学会「Integrable Systems, Geometry and Visualization」において講演「Inside OPTi---drawing the limit set」を行い主に幾何学者を対象にOPTiのアルゴリズムの紹介を行った.
平成16年度の研究計画のうちOPTiの2点穴あきトーラスへの拡張の理論的側面に関しては,プレプリント「From once-punctured torus to twice-punctured torus」としてまとめた.
またDeltaViewerを応用して1点穴あきトーラス群変形空間の実3次元スライスの形を見る研究に関しては,研究代業者が奈良女子大学において平成16年12月18日に主催した研究集会「数学と物理学と情報科学に研究交流シンポジウム」において行った講演「DeltaViewerによる立体構築」においてその一部を紹介した.その内容についてはシンポジウムの報告書に掲載される予定である.