2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
14540125
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
大坪 義夫 高知大学, 理学部, 教授 (20136360)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新関 章三 高知大学, 理学部, 教授 (60036572)
岩本 誠一 九州大学, 経済学部, 教授 (90037284)
安田 正實 千葉大学, 理学部, 教授 (00041244)
野間口 謙太郎 高知大学, 理学部, 教授 (60124806)
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Keywords | 確率モデル / 最適化理論 / マルコフ決定過程 / 最適停止問題 / ファジィ決定過程 / 動的計画 / ガウス積分 / 2次計画問題 |
Research Abstract |
研究実施計画の役割分担に従って,下記の研究成果を得た. (1)研究代表者は,マルコフ過程における閾値確率最小型最適停止問題の定式化及び最適値の特徴付けを行い,値反復法を与えた.また,マルコフ決定過程における閾値確率型最小化問題に対して,最適値の特徴づけを行い,最適政策の存在に対する十分条件を与えた.さらにこの概念を確率最短路問題に適用し最適政策の存在を示した.また,マルコフ決定過程における初期到達問題における閾値確率型最小化問題を導入し,政策反復法を与えた.これらの成果は論文としてまとめ,発表または発表予定である. (2)安田正實は,動的ファジイシステムにおける最適停止問題を導入し,最適停止規則の存在に対する1つのアプローチを与えた.この成果は論文として掲載された. (3)岩本誠一は,ファジイ環境において最小型の期待値を評価関数としてもつ有限期間最適停止問題を導入し,最適停止規則を与えた.この成果は論文として掲載された. (4)新関章三は,ガウス積分を計算するために厳密な解析方法を与えた.この成果は論文としてまとめられ印刷中である. (5)野間口謙太郎は,閉凸錐における2次計画問題に対して,ダイクストラのアルゴリズムを導入して解析した.この成果は論文としてまとめられ印刷中である. また,研究代表者はポーランドのベドレボで開催された国際会議「Optimal Stopping and Stochastic Games(最適停止と確率ゲーム)」(2002年7月)において,口頭発表を行った.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Y.Ohtsubo: "Value iteration methods in risk minimizing stopping problem"J. Computational and Applied Mathematics. 152. 427-439 (2003)
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[Publications] Y.Ohtsubo: "Minimizing risk models in stochastic shortest path problems"Mathematical Methods of Operations Research. 57(印刷中). (2003)
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[Publications] M.Yasuda: "Au approach to stopping problems of a dymanic fuzzy system (with M.Kurano, J.Nakagami and Y.Yoshida"Fuzzy Sets and Systems. 131. 225-233 (2002)
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[Publications] S.Iwamoto: "Optimal stopping in fuzzy environment"Proceedings of the 9-th Bellman Continuum, Series of Information & Management Sciences. 2. 264-269 (2002)
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[Publications] S.Niizeki: "On a concise method to calculate Gaussian integral"Mem. Fac. Sci. Kochi Univ. (Math.). (印刷中). (2003)
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[Publications] K.Nomakuchi: "On the algorithm of Dykstra in a quadratic programming problem on a closed convex cone"Mem. Fac. Sci. Kochi Univ. (Math.). (印刷中). (2003)