2002 Fiscal Year Annual Research Report
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14540140
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| Research Institution | Japan Women's University |
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Principal Investigator |
東海林 まゆみ 日本女子大学, 理学部, 教授 (10216161)
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| Keywords | bifurcation / water wave |
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| Research Abstract |
本年度の研究計画は、主として目標の数値計算を行うための基礎固めであった。
この研究目標は、これまで研究してきた"水の波の分岐問題"に関する一連の研究において、未だ解決できていなかったいくつかの問題に再度挑戦することである。つまり非常に級密な計算を必要とし、またアルゴリズムの工夫や効果的な計算方法の考察など、課題が残されていた問題を扱うことになる。したがって3年計画の1年目である本年は、いくつかある問題を整理し、手応えを確かめ、今後具体的にどのように取り組めばよいか、を検討してみた。
それによってまず扱えそうな問題を絞り、次の数値シミュレーションに取り込むことにした。
・Interfacial wavesの問題で、分岐枝の先端部分の解の計算。
この計算には、特にアルゴリズムの工夫が必要である。そのための調査・研究を続行中である。
・Interfacial wavesの問題で、3重固有値付近の解の構造を調べる。
これは非対称解の存在の有無を確認することが目標であるので、数値実験としての試行錯誤が必要である。
・Surface wavesの問題で、渦ありの場合とくにGerstnerの厳密解のシミューション。
これは以前のプログラムの再検討である。先の目標は、渦度に関するパラメータを分岐パラメータとする分岐問題を考え、その分岐構造を調べることである。まずは、とりあえずGerstnerの厳密解を(以前よりも)精度良くシミュレーションしたい。
以上まだ成果を出す段階には至っていない。
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Research Products
(1 results)
