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2002 Fiscal Year Annual Research Report

連続分光観測による月二次地殻形成過程の解明:インパクトテクトニクスの役割

Research Project

Project/Area Number 14540387
Research InstitutionMiyagi University of Education

Principal Investigator

高田 淑子  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (70302255)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 千葉 芳明  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40113881)
飯島 祐一  宇宙科学研究所, 惑星研究系, 助手 (80300698)
本田 理恵  高知大学, 理学部, 助手 (80253334)
Keywords連続分光イメージング / 連続スペクトル / 月 / レゴリス / 惑星表層観測 / 月の火成活動 / 近赤外線観測
Research Abstract

本研究の目的は、地上からの月面連続分光スペクトルの撮像により月表層岩石種マップを作成し、これをインパクトテクトニクスの観点から分類し、地殻・上部マントルの成層構造とその進化を明らかにすることである。
本年度の実施項目は以下のとおりである。
1.連続分光撮像装置の性能評価のまとめ:既存の二次元CCDカメラと分光器による撮像装置では性能が劣り利用不可という結果のため、別途連続分光装置の開発を実施した。(3へ)
2.月面フィルタ分光イメージングの評価:月表層物質の特徴的波長帯である、450/750/950/1050/1250/1550nmのバンドパスフィルタを用いた月面イメージングを実施し、データ補正・モザイク化を実施し、各波長の反射率強度マップを作成した。現在、それらのデータを用いた月面物質同定の評価中である。
3.月面連続分光撮像システムの構築:新規に連続分光イメージング装置の開発を実施した。天体望遠鏡が小さいため、グレーティングを用いたコンパクトな分光器の設計を行い、既存の2次元CCDカメラと組み合わせ、天体望遠鏡含めたインテグレーティドシステムを開発した。現在、連続分光器の部材発注は終了している。組み立て・性能評価の作業が次年度に移行した。
4.月面連続分光撮像の実施(3の完成後次年度実施)
5.取得データの処理解析データベースの構築:既存の月サンプルの連続分光データベース(ブラウン大学提供)から、データをダウンロードし、データベース構築の基礎データを入手した。次年度は、これを系統的にまとめ、撮像取得データの比較データとする。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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