• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2003 Fiscal Year Annual Research Report

3次元アニメーションデータ圧縮法の研究

Research Project

Project/Area Number 14550380
Research InstitutionToho University

Principal Investigator

新谷 幹夫  東邦大学, 理学部, 教授 (50339199)

Keywordsコンピュータグラフィックス / アニメーション / データ圧縮
Research Abstract

1 3Dビデオデータの統一化
近年のセンシング技術、ビジョン技術の進展により、運動物体の実時間3次元形状獲得も夢ではなくなってきた。これにより、free-viewpoint videoなど様々なサービスへの期待が高まりつつある。この実現のためには数々の技術的課題の克服が必要であるが、その一つとして時系列形状データの統合があげられる。すなわち、各フレームにおける形状データが得られても、各々が関連づけられていなければ、データ圧縮や編集加工を効果的に行うことが困難である。これまで、剛体運動や人体など特定の運動学的モデルを前提とした研究例はあるが、より一般的な枠組が必要である。そこで本研究では、特定の運動モデルを仮定せずに、柔軟物体の点群時系列を効果的に統合する手法を提案した。具体的には、各時間tにおいて、順序が任意の点群{xi[t]}が与えられたとき、形状の変化が小さくなるように点群の軌跡Xi[t]を
E=(変形エネルギー)+(距離エネルギー)
の最小化により求める。変形エネルギーは仮想的なバネを考え、Baraffの変形エネルギーで表現した。また、距離エネルギーはターゲット点群の最近点までの距離の和で表した。最小化は最急降下法により行った。また、局所解に捕まりにくくするために幾つかの工夫を施した。
2 質点ばね系シミュレーションの安定化および高速化
効率的にアニメーションデータを作成するため、陰的および陽的オイラー法による質点ばね系シミュレーションの解析を行った。昨年度定式化した安定条件を用いて、両手法の比較実験を行い、両者とも計算オーダーは同一であることを明らかとした。また、この知見を元に、陽的手法に線形近似を併用した高速化手法を提案した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 安達文夫, 新谷幹夫: "画像技術と歴史民俗学研究"国立歴史民俗博物館研究報告. vol.117. 7-22 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi