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2002 Fiscal Year Annual Research Report

湖沼水質データベースの構築と汎用利用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14550543
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

藤井 滋穂  京都大学, 工学研究科, 教授 (10135535)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岸本 直之  京都大学, 工学研究科, 講師 (00293895)
清水 芳久  京都大学, 工学研究科, 助教授 (20226260)
津野 洋  京都大学, 工学研究科, 教授 (40026315)
Keywordsデータベース / 湖沼 / 水質 / Access / モニタリング / 定期調査 / 琵琶湖 / リレーショナル
Research Abstract

琵琶湖のように重要な水源では、各種調査機関が多様な調査を実施されているが、各調査では、頻度・地点・採水深度・測定項目等が異なるため、多くの調査を統合的に扱うことは困難であり、その結果、それらデータを有機的に活用するデータベースは現時点では構築されていない。本研究は、このような多様な調査結果を統合的に活用するデータベースシステムの開発を試みるものであり、琵琶湖を対象流域として研究を展開した。
その一年目の本年度は、琵琶湖に関連して実施されている調査データの収集を行った。そして、22の調査データを得ると共に、その調査方法について比較検討した。その結果、各調査で方法が大いに異なり、地点数では1〜50箇所、調査水深数では1〜12水深、年間で頻度では1〜57回、水質項目数は8〜100以上と極めて多様なパターンとなっていることを明らかにした。地点・水深では共通するものを整理することにより、現時点で異なる採水箇所として86地点、44水深を同定した。
各調査でパターンが異なり単純な表形式では全データを集計できないことが示されたので、Table群を組み合わせたリレーショナルデータベース(Access2000)でシステムを構築した。本システムは、試料コード、水質指標コード、数値(濃度)を1レコードとして保持するメインの表「TbData」と、その試料属性および水質指標属性を説明するTbSample、TbWQIndexの2つのサブメイン表およびこれらサブメイン表を説明する7つの補助表よりなるシステムである。
現在、試料数として3万5千件、水質データとして60万件ほどのレコードを取り込んでおり、今後さらにデータを取り込むと共に、その蓄積したデータを活用する手段を、Query、Form、Report等のAccessの付帯機能を活用し、開発する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 藤井滋穂, 永礼英明, 宗宮功: "琵琶湖水質データベースの構築とその活用システムの開発"日本水環境学会年会講演集. 37巻. 247 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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