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2004 Fiscal Year Annual Research Report

統合化空間情報システムを用いた都市内緑環境の計画支援に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14550550
Research InstitutionOsaka Institute of Technology

Principal Investigator

吉川 眞  大阪工業大学, 工学部, 教授 (80116128)

Keywords統合化空間情報システム / 緑環境 / リモートセンシング / GIS / CAD / CG / 見えの面積比 / 航空機レーザ測量データ / DSM
Research Abstract

地理情報システム(GIS)とCAD/CGからなる統合化空間情報システムを用いた研究活動により淀川下流域の衛星都市を対象に緑被地の現況を把握するとともに、時系列に緑被地の変遷を把握して緑環境のデータベース化を進め、自治体が掲げている計画目標との比較検証を行っている。さらに、各自治体の「緑の基本計画」を3次元空間に展開・表現する手法についても開発を進めている。
今年度は研究計画の最終年度目として前2年度の研究成果を踏まえ、これをさらに進めるとともに統合化空間情報システムの高度化を図った。とくに、研究対象地域に大阪府高槻市を加え、昨年度の大阪府枚方市、一昨年度の大阪府豊中市における場合と同様のRSデータ解析により市全域を対象に都市内緑環境データベースを構築するとともに、水と緑に着目した河川空間の分析を行っている。水面垂直見込角と見えの面積比といった指標を用いて河川景観の視覚的構造をより詳細に、かつ定量的に把握している。さらに、JR高槻駅北地区の市街地再開発事業実施地区において、CAD/CGを加えた統合化空間情報システムにより、空間データの融合による緑を含めた3次元都市モデルの生成手法を開発した。その中で、街路樹をはじめとする緑環境を3次元空間に展開・表現する手法を完成させた。これら一連の研究活動では、高槻市地図データベースと呼ばれるGISデータを用いたRSデータの検証に加えて、GISデータと航空機レーザ測量データ(Airborne LIDAR Data)を用いて建物や樹木を加えたDSM (Digital Surface Model)の構築を行うとともに、リアリティの高い表現方法への展開を図っている。
また、研究計画の最終年度として前2年度の成果とあわせて、本研究の成果を報告書にまとめている。

  • Research Products

    (4 results)

All 2004

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 空間情報技術を用いた河川空間の分析2004

    • Author(s)
      坂口 敬, 吉川 眞
    • Journal Title

      土木学会第59回年次学術講演会講演概要集

      Pages: 317-318

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 都市空間の分析〜緑環境とエネルギー消費の観点から〜2004

    • Author(s)
      林 吉則, 吉川 眞
    • Journal Title

      土木学会第59回年次学術講演会講演概要集

      Pages: 679-680

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 高密度DSMを用いた都市景観分析2004

    • Author(s)
      山野高志, 吉川 眞
    • Journal Title

      地理情報システム学会講演論文集 第13巻

      Pages: 277-280

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Journal Article] 空間データを活用した河川景観分析2004

    • Author(s)
      坂口 敬, 吉川 眞
    • Journal Title

      地理情報システム学会講演論文集 第13巻

      Pages: 285-288

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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