2002 Fiscal Year Annual Research Report
中高年女性における閉経後の骨量低下を修飾する血清エストロゲン値に関する研究
Project/Area Number |
14570349
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Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
笠松 隆洋 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20073695)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉村 典子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60240355)
沼本 教子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00198558)
吉岡 隆之 神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (90285354)
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Keywords | 地域住民 / 骨量 / 生活習慣調査 / エストロゲン / 閉経 |
Research Abstract |
40〜79歳の地域住民の中から各年代別にランダムに男女50人ずつ、計400人を選び「健康と生活習慣」調査を実施し、男190人、女188人より回答を得た。各項目の出現割合の算出は昭和60年モデル人口を基準人口とする直接法で行った。【結果】1)既往歴の割合:高血圧は男19.1%、女14.8%、肝臓病は男6.8%、女6.2%、胆石・胆嚢炎は男5.2%、女5.4%、胃・十二指腸潰瘍は男28.3%、女11.2%であった。2)健康的生活習慣の出現割合:"1日に7〜8時間睡眠をとる"は男63.8%、女62.1%、"1日に1時間以上歩行する"は男28.1%、女27.0%、"週に1時間以上運動する"は男29.1%、女20.3%、"1日にきちんと3食とる"は男89.4%、女96.0%、"食事時間は規則正しい"は男82.2%、女89.5%、"25歳頃までと比べ減塩している"は男43.4%、女47.1%、"25歳頃までと比べ脂っこいものを減らしている"は男59.3%、女59.0%であった。3)食品高頻度摂取割合:食品を週に3〜4回以上と高頻度に摂取する者の割合をみると、牛肉は男15.3%、女9.5%、卵は男59.2%、女57.2%、牛乳は男63.7%、女72.9%、フライ・てんぷら類は男12.7%、女10.2%、野菜いためは男18.8%、女17.9%、新鮮な魚は男54.9%、女53.2%、干魚・塩魚は男28.3%、女26.2%、葉の青い野菜は男42.6%、女51.9%、にんじん・かぼちゃは男35.1%、女54.0%、キャベツ・レタスは男64.1%、女68.5%、海草類は男46.4%、女52.5%、煮豆は男9.0%、女15.0%、豆腐は男54.8%、女59.9%であった。4)喫煙、飲酒、嗜好飲料摂取割合:喫煙習慣のある者は男42.1%、女3.1%、飲酒習慣のある者は男72.2%、女27.5%、毎日コーヒーを飲む者は男62.2%、女55.8%、毎日日本茶を飲む者は男86.0%、女82.8%であった。5)閉経状況:閉経者の割合は69.2%であった。
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