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2003 Fiscal Year Annual Research Report

中高年女性における閉経後の骨量低下を修飾する血清エストロゲン値に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14570349
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

笠松 隆洋  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20073695)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉村 典子  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60240355)
沼本 教子  神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (00198558)
吉岡 隆之  神戸市看護大学, 看護学部, 講師 (90285354)
Keywords地域住民 / 骨量 / 生活習慣調査 / エストロゲン / 閉経
Research Abstract

前年度において40〜79歳の住民の中から各年代別にランダムに男女50人ずつ、計400人を選び「健康と生活習慣」調査を実施したところ、男190人、女188人、計378人から回答が得られた。
今年度はこの「健康と生活習慣」調査で回答の得られた男女計378人を含めた400名を対象に血清エストロゲンを測定するとともにDXA法による骨量測定を行った。骨量は第2〜4腰椎及び大腿骨近位部における頸部、大転子部、Ward三角の3領域で測定を行った。腰椎の平均骨量は40歳代から順に男は1.05、0.98、1.04、0.97g/cm^2、女は1.07、0.92、0.78、0.77g/cm^2であり、男の60歳代でやや上昇していたことを除くと、男女ともに加齢とともに低下していた。大腿骨頸部の平均骨量は40歳代から順に男は0.86、0.80、0.77、0.71g/cm^2、女は0.79、0.70、0.62、0.59g/cm^2であり、男女ともに加齢とともに低下していた。大転子部の平均骨量は40歳代から順に男は0.74、0.70、0.69、0.63g/cm^2、女は0.67、0.60、0.52、0.47g/cm^2であり、男女ともに加齢に伴い低下していたWard三角の平均骨量は40歳代から順に男は0.65、0.58、0.51、0.45g/cm^2、女は0.66、0.51、0.40、0.36g/cm^2となっており、男女ともに加齢にとともに低下する傾向がみられた。
血液検査については、採血後血清分離を行い測定時まで- 80 ℃で凍結保存し、血清エストロゲンを分析した。分析項目は総エストラジオール(E_2)、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)、SHBG-unbound E_2およびSHBG-bound E_2の4項目である。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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